冬の一皿。

降雪こそ少ないですけれど、未だ肌寒い日々が続いていますね。

前回はドルチェの新作を紹介しましたので、今回はパスタとメインディッシュを紹介したいと思います。

先ずはパスタをご覧下さい。

『スルメイカと帆立で作ったポルペッティと菜の花、自家製ドライトマトのカラマレッティ』です。

ポルペッティとはイタリア風のミートボールの事で、このパスタの場合はスルメイカや帆立、ヘーゼルナッツなどで作っています。

ソースのベースには魚介の出汁やイカのワタが使用されており、非常にコク深い仕上がりです。

輪切りにしたスルメイカもふんだんに使われているけれど、肝心のパスタは何処にあるのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

実は其の輪切りにしたスルメイカの様に見えるものこそが、手打ちパスタ“カラマレッティ”なのです。

カラマレッティとは小さなイカという意味。

其の名の通りイカの様なパスタなのです。

次に紹介するのはメインディッシュ。

国産の豚肉と色々な野菜のボリートです。

ボリートとは肉と野菜を一緒に煮込んだピエモンテ地方の郷土料理で、しばしば日本のおでんに例えられます。

豚肩ロースや豚舌、頬肉などをチリメンキャベツや人参、セロリ、菜の花といった野菜と共に煮込んだ身体の芯から温まる一皿です。

パセリやバジリコ、エシャロット、アンチョビなどで作ったグリーンソースや、辛みの効いた唐辛子ペーストをお好みで付けてお召し上がり下さい。

皆様のご来店をスタッフ一同心待ちにしております。