ベリーなタルト。
7月から9月に旬を迎える国産のラズベリーが届きました。
しかも富山県産です。
ソースにしたり、コンフィにしたりと其の用途は多岐に亘りますけれど、せっかくのフレッシュラズベリーなのでタルトに仕立て上げました。
クレーム・ダマンドと呼ばれるアーモンドクリームのタルト生地に、生クリームと自家製のカスタードを合わせたクリームをのせ、最後に零れんばかりのラズベリーを散らせました。
クリームと生地に忍ばせたラズベリーのブランデーが味のアクセント。
勿論、今の時期だけの限定ドルチェですので、皆様食べ逃しのない様に気を付けて下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
テラスに花を
以前にもフラワーアレンジメントの先生、生徒様達が当店のテラス、店内を
素敵に飾って下さった事がありますが、この土曜日・日曜日の二日間限定で
またテラスを美しく飾って下さいました。
短い期間でしたのでご覧いただけたお客様は本当にラッキーでしたね♡
ご覧いただけなかったお客様もこちらでどうぞお楽しみ下さい。
フラワーアレンジメントの先生、生徒様、有難うございました(≧▽≦)
巡り巡って巡り逢う。
梅雨入りを果たして、ジメジメとした日々が続くかと思いきや、富山は雨の日の方が少ないという不思議な現象に見舞われている訳ですけれど、皆様は如何お過ごしでしょうか?
何やら年々季節も曖昧になってきている印象すら受ける訳ですけれど、其れでも季節は巡る訳です。
そう、海を回遊する鮪の様に。
という訳で、今回は鮪が主役の一皿をご紹介。
括目下さい。
何だと思います?
そう、アルファベットの【C】・・・・・・ではなくて、実は鮪のカマなのです。
しかも鮪の中の鮪、キングオブマグロである本鮪のカマなのですよ。
通りで立派な訳です。
これを如何に調理するかというと、まさかの丸焼き。
切り分ける事もしないで、そのまま香草グリルにします。
其の姿がこちら。
何と豪快な事でしょう。
そして、何と美味しそうな事でしょう。
こちらの料理、何とランチでもご提供しております。
勿論、いつでもある訳ではありませんので、巡り逢った方は僥倖といえるでしょうね。
流石のサイズ故に、二人前で一皿とさせて頂いておりますので、悪しからずご了承下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
PASTA pasta パスタ!
梅雨入り宣言が為された割には、過ごし易い陽気が続いている様に、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでも新作のRushが続いていますよ。
今回はパスタを三皿ご紹介致します。
先ず一皿目は【キジ海老とアスパラソバージュのスパゲティ アーリオオーリオ】です。
キジ海老は別名トヤマエビとも呼ばれており、お造りで食べると美味しい海老ランキングでも上位に位置すると言われています(個人調査)。
生食で美味ならば、パスタにして美味しくないはずがあるでしょうか、いやありません。
キジ海老の旨味は勿論、甘海老から抽出した上品なフュメも加えていますので、其のコク深さといったら筆舌に尽くし難いと言えるでしょう。
仕上げにたっぷりのからすみまでふりかけているのですから、最早お手上げですね。
二皿目は【揚げナスとリコッタチーズのトマトソース スパゲティ】です。
此のパスタはシチリアの名物料理で、“ノルマ風”と呼ばれています。
ノルマとはシチリア出身のオペラ作家ベッリーニの作品の一つであり、此のパスタを食べた人が其の美味しさに感銘を受けて、「此れはノルマだ」と口にした出来事が由来だとか。
少しばかり意味不明ですけれど、其の逸話が語り継がれる程にポピュラーなパスタという事です。
とろける揚げナスの食感と、リコッタチーズのコク、バジルの爽やかな風味が絶妙に融合した一皿といえます。
三皿目は【氷見産の渡り蟹と小松菜、カリフラワーのスパゲティ】です。
渡り蟹といえば、トマトソースやトマトクリームソースに合わせられがちですけれど、素材が良いものですから敢えてのオイルソースで。
鮮度の証拠ではありませんけれど、殻の下には渡り蟹の外子が隠されています。
渡り蟹の濃い旨味に外子の食感がアクセント。
一見食べ辛そうに見えますけれど、殻入れも添えてありますので、ご安心を。
駆け足でのご紹介となりましたけれど、今回は以上です。
料理の詳細に関しては、是非とも皆様自身の眼と舌でお確かめ頂けたらと思います。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
新作Rush2.
前回は番外編的に巨大生物の特集を強行しましたので、今回は軌道を修正すべく、新作の料理を紹介したいと思います。
先ず一皿目はイタリアらしいパスタのご紹介。
【トリッパと白モツのカサレッチェ】です。
以前に紹介したかと思いますけれど、トリッパとは牛の第2の胃の事で、日本ではハチノスとして知られているイタリアではポピュラーな食材です。
独特の食感が特徴なのですけれど、生のままでは固く、臭味もあるので、下処理が大変で、料理人の腕を問われる食材といえるでしょう。
今回は其のトリッパと豚の白モツを香味野菜や白インゲン豆と一緒にじっくりと煮込んだものがソースとなっています。
ソースに合わせるパスタは南イタリアを発祥とする“カサレッチェ”というパスタで、S字を描いた断面を持つユニークな形状が特徴です。
仕上げは特製の“サルサヴェルデ”。
直訳すると緑色のソースという意味なのですけれど、パセリや新玉葱、アンチョビや生唐辛子を原料とした味に深みのあるソースです。
イタリアを感じる一皿ですね。
次もパスタから一皿。
【深層水トマトのアラビアータ】です。
“アラビアータ”とは、しばしば怒りんぼうと訳される辛いトマトソースを意味します。
辛いトマトソースを、敢えて高糖度のフルーツトマトである“深層水トマト”で作る辺りが素敵です。
其のソースに合わせるパスタは、これまたユニークな形状のショートパスタ“トロフィエ”。
イタリアの北西、リグーリア地方を発祥とするといわれているトロフィエは、トロフィーの様な形状が名の由来とか。
これが料理長の手打ちというから驚きです。
本当に何かよく解らないのですけれど、手のひらで生地をスライドさせるだけで、一瞬でこのスパイラルが出来上がります。
両手で同時に作る時もあり、本当に意味不明です。
LA BETTOLA da Ochiai Toyama七不思議の1つにノミネートされています。
いつか動画で皆様にご覧頂けたらと思う次第なのです。
話は逸れましたけれど、このアラビアータには富山湾の宝石である白海老のフリットがのせてあって、食感も楽しい一皿といえます。
最後はメインディッシュから一皿。
【甘鯛の香草グリル】です。
能登産の高級魚である甘鯛を一本まるごとグリルした一皿。
ハーブの香りが食欲を引き立てます。
一本まるごとグリルしているので、身もしっとりとした仕上がりです。
更には鱗を付けたままグリルしているので、皮目の香ばしい事といったら。
イタリア風の若狭焼といった処でしょうか。
今回紹介した料理、天然の素材を使用しております故、入荷の具合によってはご用意が無い場合もありますので、悪しからずご了承下さいませ。
例え今回紹介した料理が無かったとしても、また別の魅力的な料理が皆様をお迎えする事でしょう。
皆様のご来店をスタッフ一同、心待ちにしております。
超大型巨魚。
生き物にしろ、建設物にしろ巨大なものには或る種の恐怖と、其れを上回る程の興味を覚えてしまうのは、必ずしも少数派でないでしょう。
今回は今までLA BETTOLA da Ochiai Toyamaに納品された巨大生物の一部を紹介したいと思います。
先ずはご覧下さい。
富山の冬を代表する味覚、寒ブリです。
流石の貫録といった処でしょうか。
此方はマグロでしょうか?
いいえ、鰹です。
鰹特有の横縞模様が無ければ、マグロと言われても信じてしまいそうですね。
黒部産の鱈です。
ユーモアな表情が却って不気味ですけれど、味は満点でした。
有名なUMAであるシーサーペント・・・・・・ではなくて、能登産の鱧です。
奥に写っている牛蒡と比較しても、其の大きさがお解り頂けるかと思います。
能登の海で泳いでいる時に遭遇しようものならば、泣いてしまいますね。
これ程までに禍々しい鱧も、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは素敵な前菜に早変わりです。
昆布〆鱧と季節野菜のサラダ仕立てです。
トマトのジュレが涼しげですね。
巨大生物の代名詞といえば、イカですよね。
ダイオウイカも発見されている様ですし、クラーケンの存在も信じたくなります。
最後は一度に2体。
巨大真鯛と超大型ソムリエ馬場豊さんです。
馬場さんが大体20メートルありますので、この真鯛は凡そ8メートル級といった処でしょうか・・・・・・というのは冗談にしても、鱗一枚が成人男性の爪と同等か其れ以上の大きさであった事から、如何に巨大であったかご理解頂けるでしょう。
此の鯛が果たしてどの様な料理へと変貌するのかは、是非とも皆様自身の眼で確かめて頂けたらと思います。
皆様のご来店をスタッフ一同心待ちにしております。
【ご報告】電話回線復旧いたしました
6月1日朝より当店の電話回線にトラブルが発生し、お電話がつながりにくい状態が
続いておりましたが、先ほど復旧いたしましたのでご報告いたします。
本日お電話下さったお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしました事を深くお詫び申し上げます。
皆様のお電話スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
【緊急】電話がつながりにくくなっております
日頃より当店をご愛顧頂き誠に有難うございます。
本日より7月・8月・9月のご予約受付を開始しておりますが
当店の電話にトラブルが生じており、皆様からのお電話をお受けできない状態と
なっております。
現在原因を調査中でございます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご容赦下さいませ。