遭遇、ポルチーニ茸。
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2014年10月31日
秋も随分と深まって参りましたね。
既に冬の気配すら感じる此の頃ですけれど、秋の味覚は未だ健在です。
秋の味覚といえば、「秋刀魚」と「松茸」と以前に申し上げましたけれど、其れは日本に於いての事で、処が変われば味覚も変わるというもの。
イタリアに於ける秋の味覚といえば、やはり「ポルチーニ茸」でしょう。
イタリア版の松茸といっても過言でない位に芳醇な香り。
香りだけに留まらず、肉厚で濃い旨味が特徴。
寧ろ、松茸が日本版のポルチーニ茸というべき、まさに茸の王様です。
今回は其のポルチーニ茸を使った一皿をご紹介。
【合挽き肉とポルチーニ茸のラグー トマトクリームソースのリガトーニ】です。
合挽き肉は国産の良質な牛肉と豚肉を使用。
塊を店で挽いて絶妙な配合で合わせています。
そして、ポルチーニ茸。
乾燥のものや冷凍のものが市場には主流として出回っていますけれど、勿論旬という事でフレッシュを使用しています。
ソースのベースは皆が大好きトマトクリーム。
仕上げに散らしたある黒色は4時間費やして作られる秘伝のマッシュルームふりかけ。
ふりかけだけでワインが捗る程に、深い味わいと余韻が特徴です。
因みにリガトーニはPranzo(ランチ)でのご提供で、Cena(ディナー)では特製の手打ちパスタ“タリアテッレ”でご提供しております。
数量限定、売切れ必至の一皿、是非とも皆様にお召し上がり頂きたいですね。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。