ワインと共に。
ワインに合わせて何か摘まみたいなぁ~。
とはいえ、コースも食べた上で、もう一皿注文するのは流石に多いしなぁ~。
・・・・・・其の様に御考えの方に丁度良いものがあります。
そう、サラミとチーズの盛り合わせです。
サラミは3種類で、当然全てイタリア産・・・・・・ではなくて、まさかの全て北海道は十勝産。
一般的にサラミの多くは豚肉を原料としますけれど、此方は3種類全てがNot pork。
其れでは何が原料なのかというと、鹿と牛です。
北海道らしいですね。
先ずは鹿が2種類。
北海道産の蝦夷鹿を100%使用、カマンベールチーズにも使用される白カビを纏わせて1ヶ月半熟成させたサラミと、其処に唐辛子を加えてピリ辛に仕上げたチョリソータイプの2種類。
もう一種類は同じく北海道産の良質な短角牛で作った1ヶ月半熟成のサラミです。
3種類共に1ヶ月半という熟成を経ているので、肉らしい味わいと柔らかな食感に仕上がっています。
そして、チーズも3種類。
画像では解り辛いのですけれど、一つは北イタリアはロンバルディア地方の伝統的なウオッシュチーズ【タレッジョ】。
牛乳で作ったチーズで、表面を塩水で洗って熟成させたチーズで、ウオッシュチーズ特有の強い香りがあるものの、他のフランス等のウオッシュチーズと比べて、口当たりがマイルドで、程良い酸味が特徴です。
次はピエモンテ地方の伝統的なハードチーズである【ラスケラ】。
此方も牛乳100%のチーズで、原料は牛乳と塩のみ。
チーズらしい乳酸菌の味わいとコクとが調和したバランスの良いチーズで、赤ワインとの相性も抜群です。
そして、最後が同じくピエモンテ地方のフレッシュチーズ【ペリー】。
牛と山羊とのミルクを合わせて作られるチーズなのですけれど、最大の特徴はシロップ漬けにした洋ナシが散らしてある点でしょう。
牛乳由来のミルキーさとコク、山羊乳由来の爽やかな酸味が調和しており、洋ナシの甘味が加わる事でデザートの様な印象を受けます。
スパークリングワインと一緒に合わせれば、間違いなく至福。
でも御高いんでしょう?
価値観は十人十色ではありますけれど、此れだけ色々と愉しめて、御値段何と¥1,200(税込¥1,296)。
是非ともワインに合わせてみて下さい。
皆様の御来店をスタッフ一同心待ちにしております。