おでんと団子。
今回も足早に料理を紹介させて頂きます。
先ずは【ボリートのスパゲティ】。
ボリートとは塊の肉と野菜を一緒に炊くピエモンテの郷土料理で、しばしば日本のおでんに例えられます。
其のボリートをパスタにアレンジしたのが此方の一皿。
じっくりと煮込まれた牛タンと牛スネ、コテキーノと呼ばれるサラミと旬の野菜をスパゲティに絡み易い様に細断してあります。
肉の旨味が溶け出したソースは絶品。
仕上げにかける特製グリーンソースの爽やかな酸味がアクセントの一皿です。
続いては【ニョッキ】を御紹介。
ニョッキとは一般的にジャガイモと小麦粉を練って作る団子状のパスタ。
今回のニョッキは富山県産の馬鈴薯を使用しています。
合わせるソースは三大ブルーチーズの一つであるゴルゴンゾーラチーズ入りのトマトソース。
上には贅沢にも仔牛の喉元の肉、リードヴォーをトッピング。
濃厚で余韻が長いトマトソースと仔牛ならではのミルキーな味わい、ニョッキの独特な食感が調和した一皿です。
皆様の御来店をスタッフ一同、心待ちにしております。
甘海老と牛モツと豚足と。
本日も簡単にではありますけれど、料理を紹介させて頂きますね。
【金沢港の甘海老のカルパッチョ】
旬の甘海老、どの様に調理しても美味しいのですけれど、せっかく鮮度が抜群であるのであれば、やはり生食に限ります。
とろりとした食感と甘味は他の海老とは一線を画します。
食感の良い野菜と甘海老の出汁で炊いたクスクス、自家製のからすみを合わせた一皿。
富山県産の柚子とドライトマト、イタリアの魚醤を合わせたソースで。
【トリッパとランプレドットの煮込み】
此のブログでも幾度となく紹介しているトリッパとランプレドットの煮込み。
所謂イタリア版牛モツ煮込みといった処でしょうか。
良質な国産牛のトリッパと和牛のランプレドットを使用している事に加え、念入りに下処理を施していますので、モツが苦手という方でも抵抗なく食べて頂けると思います。
ひよこ豆や白インゲン豆、チリメンキャベツや人参、プチヴェールといった旬の野菜を沢山食べられる点も嬉しい一皿。
小矢部産の卵で作った温玉がまろやかさを加え、黒トリュフの香りが食欲を刺激します。
【豚バラと豚足、根菜と4種のチーズのスープグラタン】
国産豚のバラ肉と豚足をじっくりと煮込んだスープで、更に根菜を炊いて、チーズと共にオーヴン焼きにしました。
口径摂取では効果が薄いとされてはいますけれど、まさにコラーゲンの宝石箱。
柔らかなバラ肉と豚足は勿論、其の旨味を含んだ根菜も抜群の美味しさ。
青かびタイプのゴルゴンゾーラとウオッシュタイプのタレッジョ、ハードタイプのパルミジャーノとフォンティーナ、4種類のチーズが味わいに深みを与えています。
是非スープまで飲み干して頂きたい寒い日にこそ食べたい熱々の一皿です。
まだまだ寒い日が続きますけれど、どうか御自愛下さいませ。
皆様の御来店をスタッフ一同、心より御待ち申し上げております。
凍。
気温こそ低くているものの、なかなか雪は降らないものであるなぁ等と考えていた矢先の降雪でしたね。
富山店は隣接する高志の国文学館の中庭を一部の席から眺めて頂ける造りになっています。
普段こそ見慣れていて、改めて何かの感情を呼び起こす事は最早ないものの、純白の雪を纏ったならば、情緒豊かな景観であると思わされます。
今回は其の様な庭を眺める事も放棄して、食べる事に熱中してしまう様な料理を2皿だけ御紹介。
先ずは温菜。
【新湊産のブリと旬菜のオーヴン焼き】
香味野菜や白ワインと一緒に真空調理した柔らかでしっとりとしたブリと紅芯大根やスナップエンドウといった彩りの良い旬菜、県産の菊芋入りのピリ辛トマトソースを合わせ、パン粉を乗せて焼き上げたオーヴン焼き。
ブリの旨味と食感の良い野菜、ソースの爽快な辛味が絶妙に調和した一皿です。
続いてはパスタ。
ほうれん草と九条葱、水菜のシンプルなスパゲティ アーリオオーリオに乗せるのは、香ばしく焼き色を付けた白子、そしてからすみ。
水菜のシャキシャキとした食感であっさりとしていながらも、とろりとした白子が非常に濃厚で、クリーミーな味わいです。
からすみ特有の磯の香りと塩味がアクセント。
【白子とほうれん草、水菜と九条葱のスパゲティ アーリオオーリオ からすみがけ】
いつまでも深い余韻に浸っていたい一皿です。
如何でしたでしょうか?
勿論、今回の2皿に勝るとも劣らない魅力的な料理を多数御用意させて頂いております。
寒さで外出の意欲が削がれがちではありますけれど、是非足を運んで頂けたらと思う次第です。
皆様の御来店をスタッフ一同、心より御待ち申し上げております。
料理紹介。
全国的に酷い降雪に見舞われていますけれど、皆様如何お過ごしでしょうか?
本日は雪の中でも食べに赴きたくなる料理を御紹介。
まさに今が旬。
新湊産のカワハギのカルパッチョです。
画像手前にはオリーブとカリンを合わせたソース、身の上には柚子と緑ドライトマト、そしてカワハギの肝を合わせたソースを配置しています。
散らしてある白く小さな粒粒は世界最小のパスタと言われるクスクスで、アサリ出汁で炊いてあります。
自家製のからすみの塩味とオリーブオイルカプセルの食感がアクセント。
見た目にも美しい、此の冬に食べたい一皿です。
続きましてパスタを一皿。
見るからに重厚そうなソースは良質な牛ほほ肉を赤ワインでじっくりと煮込んだソース。
一口頬張れば口の中でほろりとほころぶ食感です。
合わせるパスタはリガトーニと呼ばれる大きな筒状のショートパスタで、ほほ肉の旨味が溶け出したソースがよく絡みます。
此方のパスタに関してはランチタイムでの御提供です。
皆様の御来店をスタッフ一同心待ちにしております。
明けました。
少しばかり遅くなりましたけれど、明けまして御芽出度う御座います。
今回は簡単ではありますけれど、此の頃提供させて頂いているメニューの一部を紹介しますね。
【新湊産 ぶりのカルパッチョ ドライトマトと新生姜の2色ソース】
【サンダニエーレ産の生ハムとブラータチーズ、深層水トマトと甘王の盛り合わせ】
【季節野菜と自家製パンのフィレンツェ風食べるスープ“リボリータ”】
【ホワイトアスパラガスのミラノ風 小矢部産卵の目玉焼き添え 黒トリュフ風味】
【おまかせ前菜の盛り合わせ】
【豚モツと黒キャベツ、ジャガイモのラグーソース マッケローニ】
【骨付き仔羊のロースト】
【群馬県産 銘柄豚《秀味豚》骨付きロースのグリル&肩ロースのスモーク】
【富山県産 池多牛 イチボとランプのタリアータ盛り合わせ オレンジ風味のバルサミコソース 小矢部産卵の温玉添え 】
如何でしたでしょうか?
勿論、今回紹介したもの以外にも、沢山の魅力的な料理を御用意しておりますよ。
本年も皆様の御来店をスタッフ一同、心待ちにしております。