凍。
気温こそ低くているものの、なかなか雪は降らないものであるなぁ等と考えていた矢先の降雪でしたね。
富山店は隣接する高志の国文学館の中庭を一部の席から眺めて頂ける造りになっています。
普段こそ見慣れていて、改めて何かの感情を呼び起こす事は最早ないものの、純白の雪を纏ったならば、情緒豊かな景観であると思わされます。
今回は其の様な庭を眺める事も放棄して、食べる事に熱中してしまう様な料理を2皿だけ御紹介。
先ずは温菜。
【新湊産のブリと旬菜のオーヴン焼き】
香味野菜や白ワインと一緒に真空調理した柔らかでしっとりとしたブリと紅芯大根やスナップエンドウといった彩りの良い旬菜、県産の菊芋入りのピリ辛トマトソースを合わせ、パン粉を乗せて焼き上げたオーヴン焼き。
ブリの旨味と食感の良い野菜、ソースの爽快な辛味が絶妙に調和した一皿です。
続いてはパスタ。
ほうれん草と九条葱、水菜のシンプルなスパゲティ アーリオオーリオに乗せるのは、香ばしく焼き色を付けた白子、そしてからすみ。
水菜のシャキシャキとした食感であっさりとしていながらも、とろりとした白子が非常に濃厚で、クリーミーな味わいです。
からすみ特有の磯の香りと塩味がアクセント。
【白子とほうれん草、水菜と九条葱のスパゲティ アーリオオーリオ からすみがけ】
いつまでも深い余韻に浸っていたい一皿です。
如何でしたでしょうか?
勿論、今回の2皿に勝るとも劣らない魅力的な料理を多数御用意させて頂いております。
寒さで外出の意欲が削がれがちではありますけれど、是非足を運んで頂けたらと思う次第です。
皆様の御来店をスタッフ一同、心より御待ち申し上げております。