包まれて、ラビオリ。
私が料理紹介のブログの更新を怠っている内に、すっかり桜の見頃を迎えてしまった訳ですけれど、皆様は如何御過しでしょうか?
今回はラビオリを2皿、足早ではありますけれど、御紹介したいと想います。
そもそもラビオリって何よ、という方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明させて頂きますね。
ラビオリは北イタリアでポピュラーなパスタの一つで、小麦粉で作った生地に肉や野菜といった具材を詰めたものです。
語弊があるかもしれませんけれど、言うなればイタリア版の餃子ですね。
其れでは早速紹介していきましょうか。
1皿目は此方。
セージの風味を効かせたシンプルなバターソースがベースなのですけれど、其処に店で挽いた国産の合挽き肉とカラブリア特産の辛いサラミ《ンドゥイヤ》を合わせたピリ辛のラグーを加えた一皿。
ラビオリと一口に言っても其の分類は細かくて、此のラビオリは“トルテッリ”。
ジャガイモと豚肉、柚子の皮等を詰めたトルテッリと西洋菜花《チーマディラーパ》のペーストを詰めた2種類のトルテッリを使用。
具材としての春キャベツも優しい甘味と食感とで料理を引き立てます。
【国産合挽き肉のピリ辛ミートソース トルテッリ セージ風味】。
2皿目のラビオリは“アニョロッティ”という種類のピエモンテ地方のラビオリです。
気になるラビオリの中身はというと、何とウサギ。
ハンガリーの雄大な自然の中でのびのびと育ったリラックスラビットと自家製のリコッタチーズを詰めたラビオリ。
ウサギと聞くと少し抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんけれど、食肉禁制の時代に鶏肉として扱われていただけあって、臭みが無い処か、却って鶏肉よりも旨味が濃い印象すら受けます。
富山県産のウズラ豆やチリメンキャベツ、玉葱や人参、セロリや青菜、ジャガイモといった野菜たっぷりのソースに合わせました。
【ウサギと自家製リコッタチーズのラビオリ 春野菜のソース】。
スパゲティも勿論美味しいのですけれど、新年度も始まった事ですし、時には気分を変えてラビオリと洒落込んでみては如何でしょうか?
皆様の御来店をスタッフ一同心待ちにしております。
梅雨入り間近ですね。
今回はパスタを御紹介。
先ずはリードヴォーを使用した一皿。
以前にも紹介したかと想いますけれど、改めて御説明したならば【リードヴォー】とは仔牛の胸腺に相当する希少部位です。
胸腺と言われても今一つピンとこない方も少なくはないかと想いますので、もう少しザックリと記したならば喉元の肉ですかね。
喉元の肉が何故希少なのかと申し上げますと、此のリードヴォーの部分は成長と共に消えてしまうからです。
ミルクを飲んでいる乳呑み仔牛の時期しか獲得出来ない、加えて一頭から僅かしか獲得出来ない、時期と量の二つの観点から制限されているのですから、まさしく希少部位といえますね。
其のリードヴォーを用いたパスタが此方。
ソースは富山のフルーツトマト【深層水トマト】を使用したフレッシュトマトソース。
合わせるパスタは筒状のショートパスタ【リガトーニ】。
具材にはリードヴォーのほかに程良い辛さが特徴のシシトウをプラス。
仕上げに混ぜ込んだアオカビのチーズ【ゴルゴンゾーラ】がアクセント。
リードヴォーのミルキーな味わいとチーズのコク、トマトの酸味が絶妙に合致した一皿です。
二皿目は野菜が主役のパスタを御紹介。
画像に謎のエフェクトが掛かってしまって、今一つ美味しさが伝わらないという致命的なミスを犯してしまった訳ですけれど、説明させて下さい。
謎のエフェクトで見え辛いかとは想いますけれど、野菜がたっぷりである事は御解り頂けるかと想います。
ズッキーニや淡竹、スナップエンドウやカリフラワー、キャベツやインゲン等々、仕入れによって内容は変化するものの、大体8品目の野菜を使用しており、何と其の全てが富山県産なのです。
野菜の他には南砺ポークを使用した特注のベーコンが入っており、甘い脂が野菜の旨味を引き立てます。
合わせるパスタは少し押し潰した様な形状の【バベッティーネ】。
料理長の手打ちです。
ソースは素材の味を活かしたアーリオオーリオ(ガーリックオイル)なので、まさに野菜の美味しさを再認識して頂ける一皿。
梅雨入りも間近で、出不精に陥りがちかとは想いますけれど、美味しい料理を食べながら雨越しに眺める高志の国文学館の庭は一見の価値ありですよ。
皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げております。
あーてぃちょーく。
【アーティチョーク】を御存知でしょうか?
イタリア料理店などでしばしば耳にする事があるかもしれませんけれど、今一つ其の実体を掴めずにいらっしゃる方も少なくないのではないかと思います。
缶詰等の加工された状態で流通している事がほとんどで、フレッシュのものが店頭に並ぶ事は滅多にありませんので、御存知なくても当然かもしれませんね。
其れでは【アーティチョーク】とは一体何であるのでしょう?
其れは【植物】、もう少し詳しく説明したならば、地中海沿岸を原産とする多年草です。
特記する事があるとすれば、其の大きさでしょうか。
大きいものでは2メートルを超すとされています。
先ずは御覧下さい。
割とパンクな見た目ですよね。
葉の様に見えるのはガクで、先端には棘が付いていますので、突くと相当痛いです。
恐らく【凍らせて振り回したら強い野菜ランキング】でも上位に食い込むでしょうね。
大きな割に可食部は僅かで、ガクを外した花芯の部分になります。
そして、此のアーティチョークを使用した一皿が此方。
【アーティチョークと新玉葱、カリフラワーと自家製ドライトマトのピチ】です。
カリフラワーも新玉葱もドライトマト用のトマトも、そしてアーティチョークまで、何と全て富山県産!
手打ちパスタ【ピチ】のコシのある食感と地場野菜の甘味、アンチョビと生ハムの塩味とオレンジの皮の爽やかな香りが絶妙に調和した一皿。
料理長がアーティチョークの棘に刺されながら丁寧に仕上げました。
アーティチョーク初心者の方も玄人の方も是非一度御賞味下さいませ。
皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げておりますよ。
【アーティチョークを手に満面の笑みを浮かべる髙野さんとアーティチョークの棘で髙野さんを狙う藤田料理長の図】
YA・GA・RA★
今回は以前に御好評頂いた『巨大生物』シリーズの第2弾ですよ。
突然ですけれど、皆様は『やがら』を御存知でしょうか?
不逞を行う人を指すスラングじゃあありませんよ。
実は魚の事なのです。
見た目が奇抜なので、一度見たら到底忘れる事は叶わないかと思います。
今回紹介する巨大生物は其のヤガラ。
元々小さい魚ではないのですけれど、今回は特に大きかったので紹介しますね。
其のヤガラの姿が此方。
長い・・・・・・其の一言に尽きますね。
当店の超大型ソムリエの馬場さんと比較しても其の大きさが御解り頂けるかと。
馬場さんが真顔な事もあって、なかなかシュールな画像です。
此のヤガラ、口はほとんど開かず、スポイト状になっています。
また3分の2が口と尻尾なので可食部は非常に少なく、グラムで換算したならば超高級魚ともいえますね。
見た目とは裏腹に、綺麗な白身で、味も上品です。
一般的に大きいと大味に見られがちですけれど、大きい程に美味しいという特徴があります。
此のヤガラ、身はカルパッチョに。
そして、骨は出汁となり、紅ズワイガニと甘海老のゼリー寄せに使用されました。
勿論、ヤガラだけでなく、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは魅力的な食材を多数揃えております。
皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げておりますよ。
O-den.
寒さが深まるにつれて、温かな料理が恋しくなるのは当然というものです。
例えば、おでん。
ちくわや大根、卵にこんにゃく等々、様々な具材が鍋で踊る様子は見ているだけで楽しくなります。
日本酒があれば、最早天国ですね。
しかしながら、流石にイタリア料理店で其れを体験する事は叶いません・・・・・・と御思いでしょうけれど、実はあるのですよ。
そう、おでん。
まあ、厳密にいえば、おでんではないのですけれど、イタリア風のおでんと言いますか、其れに類する料理があるのです。
其の名は【ボリート】。
北イタリアはピエモンテの郷土料理なのですけれど、イタリア語で【煮る】という名の通り、様々な素材を似た料理なのです。
勿論、スタイルは家庭や店舗によって様々ですけれど、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaのボリートは此方。
照明を当て過ぎた感が否めませんけれど、実に美味しそうです。
ぱっと見ただけでは何が何か解り難いかと思いますので、番号を振って御紹介します。
1.牛タン
2.牛ホホ
3.群馬県産秀味豚の肩ロース
4.佐賀県産麓赤鶏
5.コテキーノ(イタリアのサラミ)
6.富山県産の紅芯大根
7.富山県産の人参
8.富山県産のプチヴェール
見え辛いですけれど、チリメンキャベツや玉葱等も入っています。
色々な素材が共存する様子は、まさにおでん。
此のボリート、其のままでも充分過ぎる位に美味しいのですけれど、更に美味しくするアイテムが此方。
今度は照明が少な過ぎですね。
まあ、其れはさておき、薬味が2種類。
手前の赤い方が【ンドゥイヤ】。
以前にも紹介したカラブリア原産の唐辛子と豚のラルドを合わせたペストです。
唐辛子のピリッとした辛さと豚の脂の甘い余韻が感じられます。
奥の緑の方が【サルサヴェルデ】。
直訳すると緑色のソースという意味で、一口にサルサヴェルデといっても多様なのですけれど、今回はパセリやミント、ケッパーやシードルヴィネガー等を合わせたソースです。
ほのかな青味と爽やかな酸味が調和したソースはどの食材と合わせても相性抜群。
2種類の薬味と10種類程の素材、其の組み合わせは幾通りにも及びます。
そして、忘れてはいけないのはスープです。
様々な食材の旨味が溶け出したスープは、極上の一言に尽きます。
最早食材の為にスープが存在するのか、スープの為に食材が存在したのか解りません。
スープを味わって頂きたいが為に、エスプレッソカップに注いで、別に添えてある程ですからね。
確かな事は、どちらも美味しいという事だけです。
日本酒こそありませんけれど、皆様の御来店をスタッフ一同御待ち申し上げております。
怪異!鶏ラザニアの段。
以前に紹介した葱を練り込んだ生地なのですけれど、今回はラザニアになりました。
単なるラザニアじゃあありませんよ。
九州産の2種類の銘柄鶏を使用した贅沢なラザニアなのです。
先ずは以前にもご紹介した生地。
此方に鶏のスーゴ(出汁)を使用したベシャメルソースを塗ります【閲覧注意】。
画像の奥に写っているのは、珍しくピースをしていない髙野さん。
決してLA BETTOLA da Ochiai Toyamaに住まう妖怪の類ではありませんので、悪しからず。
次に佐賀県産の麓赤鶏とトマトを煮込んだラグーを重ねていきます。
因みに此の麓赤鶏は柔らかくきめの細かい肉質が特徴の銘柄鶏です。
旨味の中にもしっかりとした味の主張がある九州産の華味鳥。
其のレバーと玉葱、マルサラ酒等で作ったヴェネト風のペストとチーズを乗せてオーヴンへ。
出来上がりが此方。
幾層にも重ねられたラビオリ生地と味わい深いラグー、そして濃厚なレバーペストととろけるチーズ。
至極のカルテットですね。
此のラザニア、絶賛開催中のクリスマスコースでもお召し上がり頂けます。
現在、明日25日のランチの時間で若干の空席がありますので、ご都合が許す方は是非ともお問い合わせ頂けたらと思います。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げておりますよ。
牡蠣と蟹。
いよいよ富山湾の味覚が本領を発揮する季節になりましたね。
という訳で今回は海の幸を使用した二皿をご紹介。
一皿目は前菜から。
ご覧の通り牡蠣です。
「富山湾の本領~」等と始めておきながら、まさかの福岡産。
別に富山湾の味覚を紹介すると言及した訳ではありませんので、ご容赦下さい。
さて、牡蠣に話題を戻しますね。
此の牡蠣、生食の可能なのですけれど、敢えて蒸しています。
其の温度が絶妙なものですから、熱で身が痩せないばかりか、牡蠣の甘味や風味が格段に向上しているという訳なのです。
ソースはヴィネガーを効かせたエシャロットのソース。
お好みでレモンを絞ってお召し上がり下さい。
二皿目はパスタから。
ご覧下さい、此の存在感を。
氷見産のワタリガニを使用したパスタです。
“氷見産のワタリガニと小ハマグリ、チェリートマトのスパゲティ”。
今度こそは正真正銘の富山湾の味覚ですね、小ハマグリは三重県産ですけれど。
ワタリガニの旨味とハマグリの旨味、ダブルの旨味が合わさった其れは其れは滋味溢れる一皿です。
濃い旨味に負けない様に、スパゲティは通常よりも太いものを使用しており、コクをプラスする意味で少し生クリームを加えています。
若干の食べ辛さが唯一の欠点ですけれど、しっかりカラ入れもお持ち致しますので、ご安心下さい。
勿論、どちらも入荷次第の限定品です。
遭遇の暁には、是非とも試してみて下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
翡翠麺。
唐突ではありますけれど、此れは何の画像でしょうか?
そう、ホウレンソウを練り込んだ手打ちパスタの生地ですね、正解です。
此の生地を裁断して、平麺状にして作った料理長特製の“バベッテ”。
其のバベッテを使用した一皿が此方。
富山県産の蕪や菜花、ネギといった野菜をふんだんに使用したオイルソース。
上には海苔の入った衣を纏わせてフリットにした大粒の牡蠣とレモン風味の香ばしいパン粉をトッピング。
翡翠色と化したバベッテと粗目に卸した紅しぐれ大根の淡い紫の対比が映えます。
かりっとろの牡蠣とゴロゴロの野菜、手打ちならではの食感のバベッテ、まさに三位一体の布陣ですね。
期間限定・数量限定の一皿です。
食べ逃しの無い様にご注意下さいませ。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
魅せられて、カツレツ。
【カツレツ】という言葉の響きに、何処か無性に魅力を感じてしまう方は決して少なくはないと思います。
今回は多くの方の支持を得ているカツレツをご紹介。
LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは現在3つのカツレツをご用意しています。
1つ目はPranzo(Lunch)のみの提供となるですけれど、群馬県産のクイーンポーク、或いはクイーンポークの上位種である秀味豚を使用したカツレツ。
粗目の特製パン粉を纏わせたカリカリの食感と、ジュワっと溢れ出る肉汁が特徴で、ナスとマスタードを合わせたソースでお召し上がり頂きます。
2つ目は仔牛のカツレツ。
薄く叩いた仔牛に目の細かいチーズパン粉を纏わせたミラノ風のカツレツ。
ソースは無く、ルッコラとトマトのサラダと一緒にお召し上がり頂くのがベットラスタイル。
画像にはありませんけれど、仕上げにパルミジャーノレッジャーノチーズを削りかけます。
そして、3つ目のカツレツが今回新たに加わったカツレツ。
何と牛ホホ肉のカツレツです。
じっくりと柔らかく煮込んだホホ肉を成形して、中にトリュフのペストをサンドし、塩漬けにした豚のホホ肉グランチャーレを巻き付けた上で、チーズパン粉を付けて、揚げ焼きにしています。
マルサラ酒と白ワインヴィネガー、エストラゴンを詰めたソースと濃厚な赤ワインソース、またイタリアはピエモンテのムルシンチーズを添えてありますので、様々なアレンジが可能という寸法です。
仕上げはパルミジャーノレッジャーノチーズに加えて、贅沢にもトリュフも削ります。
さっくりとした衣の中に柔らかくほころぶ食感のホホ肉。
キューブ状の見た目も相まって、思わず「カツレツの玉手箱や~」と口にしてしまう事でしょう。
他にも魅力的な料理を多数用意しております。
LA BETTOLA da Ochiai Toyama自体が美味しいものの玉手箱なのですから。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
あつとろ。
秋の深まりを感じていたのも束の間で、そろそろ冬の足音が聞こえてきそうな此の頃、鮮度抜群のカルパッチョを筆頭とした冷菜も良いのですけれど、やはり温かな前菜を欲してしまいますね。
其の様な皆様に最適なのが、プロヴォローネです。
「成程、プロヴォローネか。確かに最適だ。」と仰る方は、いくら食通の皆様とはいえ少数かと思いますので簡単に説明させて頂きますね。
プロヴォローネとは、つまりはチーズです。
南イタリアはナポリを原産とする牛乳のチーズで、モッツァレラに似た繊維質をしています。
モッツァレラと比較して、水分量が少ない為、みずみずしさでは劣るものの、弾力のある食感では優れており、コク深くミルキーな味わいが特徴です。
勿論そのままでも美味しいのですけれど、やはり加熱してこそ真価を発揮すると言えます。
其れは其れはトロットロにとろけるのです。
今回はトマトや根菜、葉物等、旬の野菜で作った温かなサラダの上に、グリルしたプロヴォローネを乗せました。
【プロヴォローネチーズのグリル 温野菜のサラダ仕立て】。
身体が温まる事に加えて、様々な野菜を美味しく摂取出来る嬉しい一皿に仕上がりました。
スモークしたタイプのプロヴォローネを使用しているので、香りも食欲を刺激します。
此のプロヴォローネ、Pranzo(Lunch)限定でのご提供。
勿論、今だけの限定の一皿ですので、食べ逃しの無い様にご注意下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
冷熱の誘惑。
今回は食後のお楽しみであるドルチェから一皿をご紹介。
極限まで水分を詰める事で甘さを引き出した林檎をこぼれんばかりに詰め込んだ温かなパイ。
上には冷たい自家製のミルクソルベ。
仕上げはココアパウダーとほろ苦い自家製のキャラメルソース。
口に含めば、バニラとカルヴァドスが香ります。
富山県産の良質な林檎が入手出来た時のみ作っておりますので、残念ながら常にご用意がある訳ではありません。
悪しからずご了承下さい。
故に、遭遇した際は是非一度お試し頂けたらと思います。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げておりますよ。
髙野さんの大好物。
イタリア料理の1つに【カチャトラ】があります。
【猟師風】と訳される此の料理はレストランを越えて、広く家庭にも認識されるに至ったポピュラーな料理の1つでしょう。
【カチャトラ】と聞いて、連想なさるのは鶏のトマト煮込みではないでしょうか。
正解です。
しかしながら、今回紹介するのはローマ風のカチャトラなのですよ。
一般的に知られているカチャトラとローマ風のカチャトラとの大きな違いは色です。
何とローマ風のカチャトラは白いのですよ。
というのも、ローマ風はトマトを使用しないからです。
トマト煮込みとして認識されているカチャトラでトマトを使わないとは予想の斜め上を越えてきましたね。
とはいえ、実はイタリアでカチャトラというと白色のローマ風が一般的。
肉も鶏ではなくて、羊が主流なのです。
其れでは、鶏のトマト煮込みはというと、【ポッロ(鶏) アッラ ロマーナ(ローマ風)】という名で呼ばれています。
何故日本で【鶏のトマト煮込み】をカチャトラと呼ぶに至ったのかに関しては、個々に調べて頂くとして、料理の紹介と洒落込みましょう。
其れではご覧下さい。
此方が今回紹介するローマ風のカチャトラです。
鶏のトマト煮込みを想像してオーダーすると、完全に店側のオーダーミスと思われそうな位に異なるルックスですね。
先程に記載した様に、一般的には羊肉で作るのですけれど、LA BETTOLA da Ochiai Toyamaでは豚のバラ肉で作りました。
勿論、単なる豚ではありませんよ。
群馬県産の銘醸豚クイーンポークの中でも特に秀でた肉質のものに与えられる別称【秀味豚】の称号を得た豚のバラ肉を使用しているのです。
其の特別な豚肉に合わせるのは、富山県産の栗や薩摩芋、タモギ茸やエノキソバージュといった茸。
アンチョビの塩気とワインヴィネガーの爽やかな酸味がアクセント。
まさに秋の味覚の縮図といっても過言ではない一皿に仕上がりました。
一般的なカチャトラの観念を覆す本場のカチャトラを是非一度ご賞味下さい。
皆様のご来店をスタッフ一同お待ち申し上げております。
Birthday ケーキ
皆様、毎日暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
先日の毛利さんのお誕生日に新開発されましたチョコレートのデコレーションケーキ
お客様にもご提供開始です!!
しっとりココアスポンジに滑らかなチョコレートクリーム、中にはクルミの食感を加えてみました。
美味しいです!!
これまでの、フルーツのデコレーションケーキ同様、ご予約は一週間前までで承っております。
サイズ・価格につきましては、お気軽にお問合せ下さいませ。
なんと!!ポーク
先日の定休日、富山県南砺市にある『株式会社なんとポーク』さんにお邪魔しました。
南砺市で飼育されている富山のブランド豚を使ってベーコンやソーセージを製造している会社です。
なんとポークは南砺市の名産、干し柿を作る際に出る柿の皮を飼料に混ぜ込み、健康的に育てられた豚です。
柿にはビタミンCやポリフェノールが多く含まれているので豚も健康に育つのだとか。
製造所も拝見させていただきましたよ~。
大きな会社ではありませんが、皆さんに美味しいソーセージの提供をする為
地元の方々が頑張っいらっしゃいます。
こちらはベーコンの製造過程。塩漬けしたバラ肉を塩抜きして風乾させているところです。
ここから燻製にかけてベーコンが出来上がります。
ラ・ベットラ・トヤマではこの状態、塩漬けバラ肉(パンチェッタ)の状態を特注させていただきました。
また後日、藤田料理長の手にかかり、美味しいお料理となって皆様にご提供させていただきます。
どうぞお楽しみに。
ドーン!!
南砺ポークのハッピ!!
粒羅さん、本当にこういうの似合います・・・(笑)
粒羅さんのスペアリブ・マルコさんのポルペッティ
今日はお料理2品ご紹介いたしま~す。
まずは粒羅さん作『クイーンポークのスペアリブ』
スペアリブを香味野菜、秘伝のスパイスで漬け込みまして
少しピンク色が残るぐらいの絶妙のタイミングで焼き上げます。
豚肉がピンク!?と驚かれる方は多いと思いますが、火が入っていない訳ではないんです。
このジャストな焼き上げ方が腕の見せ所。
香ばしくジューシーに焼きあがったスペアリブをスパイスがきいたお塩と共にお召上がり下さい。
続いてマルコさん作『ポルぺッティ』
豚足、牛タン、ひき肉のお団子(ポルペッティ)
豚足のゼラチン質が具材を一つにまとめ、さらに網脂で
美味しさを中に閉じ込めた逸品です。
こちらはバルサミコ酢とオレンジを煮詰めたソースと
横に添えられた温玉、特製アイオリソースを絡めて。
どちらも美味しいですよ~
生ハム作り体験
休日を利用して、キッチンスタッフ皆で生ハムを作る体験をしてきました~
岐阜にある 『生ハム工房 DARUMA』さんです。
血抜きをした豚もも肉に、塩を丁寧に隅々まで揉み込み、あとはじっくりと熟成させていきます。
今回はマルコさんが以前名古屋で働いていたレストランのスタッフさんと一緒に体験させていただきました。
どちらが美味しく出来るか対決ですね。
大体一年で生ハムにはなるようですが、更に熟成させる事で旨みが増していきます。
写真の上が一年、下が更に熟成が進んだ生ハムです。
皆さんにご提供できるのは来年夏ぐらいでしょうか?
どうぞお楽しみに!!
ラ・ベットラ・トヤマより愛をこめて
男性にも・女性にもドキドキの日が近づいてまいりました~
そこでラ・ベットラ・トヤマ特製『ヴァレンタインケーキ』の販売をいたします!!
ケーキはチョコレート・ナッツの香ばしく濃厚なジャンドゥージャムースと
サクサクっとしたロシェの食感を一度にお楽しみいただける一品に仕上げました。
ただ濃厚なだけでなく、食感のアクセントがあることで飽きのこないケーキです。
恋愛と同じで、時には刺激があると飽きもこないですもんね(笑)
『ジャンドゥージャ』
ケーキのイメージはこんな感じです♡
素敵な時を、ラ・ベットラ・トヤマのヴァレンタインケーキと共に是非!!
〈予約受付期間〉2013年1月26日(土)~2月10日(月)
*限定数20台です。台数に達し次第、受付終了とさせていただきます。
〈受付時間〉 期間中9:00~21:00 店頭又はお電話にて受付致します。
TEL 076-433-5656
〈価格〉 ¥2.100
〈サイズ〉 8センチ×11センチ
〈お渡し期間〉 2013年2月14日(木) 12:00~21:00
ご予約お待ちしております。
Aパスタ2
以前にもご紹介いたしました、ランチAコースのパスタ
更に色々な仲間たちが登場しております。
本日はその一部をご紹介いたします。
『カジキマグロと野菜のラグーソーススパゲッティ』
『グァンチャーレ・パンチェッタと野菜のスパゲッティ』
『エビとズッキーニのクリームパスタ』
『タコ・魚介の香草ラグーソーススパゲッティ』
Aコースの本日のお任せパスタはBコース・Cコースでも勿論ご注文いただけます。
藤田料理長の気まぐれパスタをどうぞご賞味あれ。
謎の色水?!
最近、店内に謎のカラフルな瓶がいつの間にか増えています??
最初は黄色一色だったのに緑・オレンジ・紫・茶色(←赤のはずだった・・・)
お客様からも「あれは何?」というご質問が増えてきました。
その正体は『自家製チェッロ』!!
種類は色々
定番の『レモンチェッロ』 その他にも『ライムチェッロ』 『ブドウチェッロ』 『リンゴチェッロ』 『オレンジチェッロ』・・・etc
当店バリスタ毛利君の手作りです。
メニューにはのっておりませんが、ご興味のある方はスタッフまで。
手打ちパスタ
皆様ご存じですか?
ラベットラ・富山でお出ししている手打ちパスタは毎日藤田料理長自ら打ち
機械に頼らず麺棒で延ばし、そして丁寧に包丁でカットするという手間暇掛けたパスタなんですよぉ!!
素早い包丁さばきで、均一の太さに
こちらはフェットチーネ、クリーム系のおソースに良く合います。
こちらはタリオリー二
ショートパスタ オレキエッテ
生地の中央を窪ませて作ります。耳のような形なのでイタリア語で『耳』という意味なんです。
こちらは、ストロッツァプレティ
こちらは唯一ランチでもご提供している手打ちパスタです
長かったり、短かったり
ネジってみたり、窪ませてみたり
厚みをもたせたり、薄くのばしてみたり・・・・
色々な変化をつけることで乾麺とはまた違った味わいを楽しむ事が出来るんです。
お料理はこんな感じでご提供しています
↓ ↓ ↓
『生ハムマッシュルームアスパラ入り、生クリームソースのフェットチーネ』
『ポルチーニ茸のタリオリー二』
『自家製むぎやポークのソーセージとリコッタチーズ、安納芋のオレキエッテ』
『秋サンマのコンフィと香草のタリオリー二』
藤田料理長がそれぞれのパスタにベストマッチのソースでご用意させていただいております。
是非皆様ご賞味ください!!でもあまり注文が殺到すると・・・
程々にご注文お待ちしております(笑)
内容は変わる場合がございますので、お気軽にスタッフまでお声かけくださ~い。
巨大!!
今日は今まで見たこともないような巨大なワタリガニが入荷しました。
富山店には、黒部で獲れた生のワタリガニが獲れたてホヤホヤで入ってきます。
しかし今日のワタリガニは驚きの大きさ!!胴体部分だけで25cmはあったでしょうか・・・
サービス精神旺盛な藤田料理長はいつも通り半身をお一人様分として調理したため
いつものパスタ皿には収まりきれず、こんな感じでご提供となりました。
本日のお客様はラッキーでした☆
勿論、毎日お味は保証付きですけどね☆☆☆
実は今日は巨大な海老も業者さんからいただいて(これはサンプルとしてですが)たまたまこちらも
いままでに見たことのない大きさ!!
そこで。。。
戦わせてみました(笑)
一番奥に居るのが、いつもの手長海老です。
大きさお分かりいただけますでしょうか・・・?